天然葉酸と合成葉酸

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葉酸サプリ選びのポイント@葉酸の量と質

葉酸サプリに含まれるべき葉酸の量

 

葉酸は不足しても問題がありますが、摂取しすぎもよくありません。
サプリに含まれる葉酸の量もよくチェックする必要があります。

 

厚生労働省が掲げる「日本人の食事摂取基準」によると、摂取すべき葉酸の量は成人では1日240マイクログラムとされており、妊婦は480マイクログラム、授乳中では340マイクログラムと定めています。

 

さらに、妊娠可能な女性には神経管の形成期(受胎後およそ28日)には十分な葉酸を摂取している状態にあるとよいとしているため、妊娠を望む場合は480マイクログラムと考えたほうがいいでしょう。

 

さらに、葉酸は一日1000マイクログラムが上限のため、それを超えないように摂取することを考えると、サプリメントでの葉酸の1日の摂取量は400マイクログラムぐらいとなります。
食事から摂取する葉酸の量は、調理などにより失われる部分も多いため、食事から摂取する量を考えても上限を超えることはないと考えられる量です。

 

1日の葉酸の必要量を考えると、400マイクログラムより多過ぎても過剰摂取の可能性があり、少な過ぎても摂取不足の可能性があるため、この400マイクログラムという量がベストの量といえるでしょう。

 

天然葉酸と合成葉酸について〜合成葉酸を推奨する理由

 

サプリメントに含まれる葉酸には「天然葉酸」と「合成葉酸」があります。

 

まず、「天然葉酸」と呼ばれるものは、食品に含まれている「食事性葉酸(プテロイルポリグルタミン酸型)」、「合成葉酸」と呼ばれるものは栄養強化剤として製造されている「モノグルタミン酸型の葉酸(プテロイルモノグルタミン酸)」といいます。

 

この両者のうち、厚生労働省がサプリメントで1日400マイクログラムを摂取することが望ましいとしているのは「合成葉酸」のほうです。

 

厚生労働省が「合成葉酸」を推奨するには理由があります。
それは、体内利用効率に非常に大きな差があることが1つです。
合成葉酸は85%の利用効率なのに対し、天然葉酸は50%以下に過ぎないからです。

 

また、胎児の先天異常に効果があると証明されたのは「合成葉酸」についてのみで、「天然葉酸」に関しては現時点では証拠がないというのも理由の1つとしてあります。

 

「天然」=「安全」ではない

 

よく「天然成分だから安心・安全」という言葉を目にすることがありますが、「天然葉酸だから安心」ということは言えない場合があるのです。

 

「天然葉酸」の場合、残留農薬などの危険性もあります。
葉酸を取り出して濃縮した際に、この農薬も濃縮されてしまうと、毒性物質などの量が増えてしまい、健康被害が出る可能性があるのです。

 

そして、天然成分につきものなのがアレルギーの問題。
元となる成分にアレルギーがある場合は摂取することができなくなります。

 

安全性という部分では、「合成葉酸」にしても「天然葉酸」にしても、サプリメントにする過程で安全性がしっかり守られている必要が当然ありますが、天然だから安心、合成だから危険という言葉のイメージだけで判断することのないようにしたいものです。

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